スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新しい(かも知れない)配合論~Donatelloを題材に(7)

Canterbury Pilgrimは、ダービー卿が生産を始めるに当たってモントローズ公爵夫人のオークションで買い求めたもので、オルストン場長がダービー卿に請われて就任する以前の事であるので、就任後オルストン場長はダービー卿の繁殖牝馬をつぶさに研究し、この配合パターンを後の血統の基盤として選定したのだと思われる。
実際、就任後に一風変わった経緯によってウェバートリー卿から購買されたGondoletteもこの配合パターンを踏襲している。
一般には、父Loved Oneの母Pilgrimageのラインブリードを行うための布石と考えられているようだが。

Gondolette
gondolette2.jpg

Gondoletteがウェバートリー卿からダービー卿に買われたとき、ウェバートリー卿が生産したMinoruの種を受胎していた。
そして生まれたSerenissimaは、やはり優秀な競争成績と繁殖成績を修め、ダービー卿の重要な基礎牝馬となった。

Minoru
minoru.jpg
【SireLine for Windows Ver1.50 - Build 496】

Minoruの3代母Mother Superiorは、Hermitの全妹ChanoinesseとSterlingの間に生まれているので、Chanoinesse≒Sterlingのニアリークロスとなっている。
通常のインブリードならば1×1というあまりに強度のインブリードとなるところだが、近似血統による配合のため、見かけ上はTouchstone4×3、Bay Middleton5×5、Whalebone5×5という相似配合で、現代にあっても普通の強度のクロスになっている。
そのMother SuperiorにGalopinを一代はさみ(配合上のキーホースのBay Middletonは重ねられる)、Hermitの仔Friar's Balsam(Touchstoneがもう1枚、母系から重ねられる)、母がHermit≒Sterling2×2でIsonomy×Hermitのニックスを持つArcadiaというCylleneと累代され、Minoruは生産されている。
つまりMinoruは、

Arcadia×Mother Superiorという近似血統2×3とも言える。

そのMinoruをGondoletteに交配して生まれたのがSerenissimaであり、

The Palmer=Rosicrucian≒Hermit=Chanoinesse≒Sterling

という、

「Touchstone」と「My Dear≒Cowl」

の組み合わせの近似血統を、5*5*4*5*5×4*4(クロスの表記は笠雄二郎氏の提案する表記にしています)の強度で幾重にも積み上げている。
このような基盤があったかからこそ、同様のパターンが作られたCanterbury Pilgrim牝系と出会うことでGondoletteからSansovinoが、SerenissimaからSchiavoniTranquilSeleneが生まれ、Hermit=Chanoinesseの3/4妹Reticence(もちろんTouchstoneとCowlを持つ)を母系に持つSon-In-Lawから、Bosworthを輩出できたと思われる。
単なるPilgrimageのインブリードでは不可能ではないだろうか?

スポンサーサイト

テーマ : 競馬【各種分析】
ジャンル : ギャンブル

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

岸辺円六

Author:岸辺円六
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。