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新しい(かも知れない)配合論~Donatelloを題材に(20)

前回までに

Touchstone≒Cowl≒My Dear≒Miss Ann≒Pocahontas≒The Flying Dutchman≒Planet2≒Delhi

であることは述べた。そして、その共通要素である、

・Whalebone(≒Web)
・Selim
・Orville(≒Orvillina)


について見てみよう。

Whalebone≒Web≒Pawn Junior(≒Whisker≒Wire)
whalebone.jpg

Selim≒Bronze(≒Castrel≒Rubens)
selim.jpg

Orville≒Orvillina
orville.jpg
【SireLine for Windows Ver1.50 - Build 496】

解りやすい近似血統ではないだろうか。

Whalebone≒Web≒Selim≒Orville≒Orvillina

ということだ。

もう少し詳しく分析すると下記のような共通項がある。

・Eclipseが3代目に1つある
・Herodのインブリードがある(しかも当代で)
・Herodの経路に1つHighflyerがある


更に3血統は、
「Eclipse、Herod、Highflyerがすべて異なるルート」
なのである。
「ルートが異なる」ということはそれだけ近縁度が下がり、クロスを重ねたときに安全性を増すだろう。
また、それらEclipse、Herod、Highflyerだけが強調される事になる。
安全性よりもこちらの方が重要なのかも知れない。

「Whalebone(≒Web)×Selim×Orville(≒Orvillina)のニアリークロス一覧」

Touchstone:2*3×3
Cowl:3*5×4
Pocahontas:3*3×3
The Flying Dutchman:3*5×3
My Dear:3*5×4(*3)
Miss Ann:3×4*5
Planet2:3*4×3(*4)
Delhi:3*4×1


これもTouchstone、Pocahontasの影響力の強さの秘密かも知れない。
しかし、侮れないのがPlanet2、Delhi。
Delhiは後の影響力を考えたら理解も出来るが、Planet2はよく分からない。
デルマによれば産駒数も少ないし、恵まれなかっただけでもしかしたらポテンシャルは高かったのかも。

追記:
3血統ともMatchemが4代目に、Whalebone、Selim血統の4代目にSnapがある。
この2頭は後述する事になるニックスと大きく関わりながら、
このEclipse、Herod、Highflyerのニックスの成立を底上げしていく事になると考えられるが、
今は触れないでおく。






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新しい(かも知れない)配合論~Donatelloを題材に(19)

寄り道をもう一丁。
St.Albansはセントレジャー馬で、直仔のSpringfield~孫のSainfoinSierraを通じて大きな影響を残した。Persimmonの母系でも良い仕事をしている。

St.Albans
st-albans.jpg
【SireLine for Windows Ver1.50 - Build 496】

母父The Libelの母はTouchstoneの全妹Pasquinade。
故にTouchstone×Pocahontasがここでも成り立つが、Touchstone自身ではないのが有用。
St.Albans~Springfield~Sainfoin≒SierraからRock SandSundridgePhalarisへの配合の流れは興味深いのでそのうち触れるかも知れない。今回はそのための種まき。



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tag : 配合 ニックス インブリード Rock Sand Sundridge Phalaris

新しい(かも知れない)配合論~Donatelloを題材に(18)

(Whalebone≒Web×Selim)×Orville≒Orvillina

の分析に入っていく前にちょっと寄り道。
ホントはもっと寄り道して論理を補強しながら進みたいんだけど、
取り敢えず骨格になる部分を提示して、それから各論的に進めた方が良い様に思うので。
でも、Donatelloに本当に戻って来ることが出来るかな。DonatelloからAlycidonに進めて、ダービー卿や、テシオ、アガ・カーン、ブサックの配合論にまで繋げてみたいんだけど。
まあ、それは置いといて今回は休憩でLord Lyonの曾祖母。

Lord Lyonの曾祖母Delhiは名門中の名門の祖となるが、実は彼女自身がまた、Touchstoneと近似血統なのである。
つまり、

Touchstone≒Cowl≒My Dear≒Miss Ann≒Pocahontas≒The Flying Dutchman≒Planet2≒Delhi

ということになる。
しかも、他の近似血統とは違うルートでその要素が供給されている。
DelhiからBend Orに至る配合を見ていくと、その希少性を活かして後に大きな影響力を発揮していく理由がよく分かる。
父のPlenipotentiaryは名馬で、本論の重要牝馬My Dearに配されて、Sterlingの父Oxfordの母Honey Dearも出している。

Delhi
delhi.jpg
【SireLine for Windows Ver1.50 - Build 496】

だから、Lord Lyon自体は本来、
[Pocahontas×Touchstone*Delhi] 2×3*3 というニアリークロスと表現すべきかも知れない。
そしてLord Lyonの母Paradigmこそ、[Touchstone×Delhi]2×2と言う、また別のニアリークロスパターンだと言える。


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tag : 配合 ニックス Lord Lyon Bend Or

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